Maker Faire Tokyo 2015 1日目で見てきたもの!#MFT2015

面白いもの作ったから見て見てー
という面白い人たちが集まるMaker Faire
今年も行ってきました。

夏休みまっただ中で、ものすごく暑かったですが
とっても楽しかったです♪


どれもこれも興味深い上にとても全部を
回り切れないのが悩みの種ですが、私が見てきた中から
いくつかご紹介。

その発想はなかった!お菓子に電気を通してみた!

思わず出展者の方に”天才ですか?”って言いそうになった。

クッキーのブレッドボード
電子工作で、試作をするときに”ブレッドボード”という道具を
使うことがあります。
板にあいている穴に部品を挿すことで、はんだ付けをせずに
色々試すことができます。


それをクッキーで作ってしまったという。


種明かしはこんな感じ。
クッキーの下にアルミホイルを敷き詰めて、電気を通します。
ブレッドボードも、中身はこんな感じです。

もっとすごいのがコチラ
食品用の銀箔に電気が通っちゃう!
銀=金属=電気が通る、ってのは私でもなんとなーくわかりますが
食品用のアレが使えちゃうなんて発想はなかった!!!


ケーキに刺さっている金属の棒にスプーンを当てると
通電して、音が鳴っていました。


仕組みはこんな感じだそうです。

これってすごい!誕生日のケーキをド派手にできる可能性を
秘めてますよね。


音が鳴る回路の部分を色々組み替えたら
きらきらする電飾仕込んだり、花火をしたり、、、
ウェディングケーキとかでも面白いかも
ケーキ入刀がトリガーになるとか


発想と根気が凄い!爪楊枝アート

これもド迫力。
爪楊枝をドットに見立てて、ひたすら積み上げ
ファミコン画面を作ってしまった作品!!!

写真だと見づらいかもしれませんが、ただ並べてあるだけはなくて
凹凸がついた立体的な作品なのです。


裏側も見せていただきました。
こんな感じで、すべて同じ長さの爪楊枝を使っているため
後ろもデコボコしています。


最初にエクセルで、色の塗り分けや配置を決めてから
作ったそう。


それだけでもすごいのに
制作期間がトータル約5日ほど!!!!


最低でも半年はかかっているんだろうなーと思っていたのに
恐るべき集中力。


ニコ動で見たやつ!文章を自動(物理)で保存してくれるスグレモノ

ネットにアップされている作品の実物が見られるのも
Maker Faireのいいところ。

これもだいぶ前にニコニコ動画の作ってみた、で面白いなーと
思っていたもの。



勝手にCtrl+Sをしてくれる全自動論文保存機を作ってみた



ご自分の手持ちのキーボードに合わせて作ったそう。
他のキーボードだと凹凸が引っ掛かったりと動作が難しくなるんだとか。


制作の裏話的なものを直接聞けるのも魅力ですね。


外箱は、木をレーザーカッターで切ったもの
中の部品を固定するパーツ(オレンジ色のとか)は3Dプリンタで
作られた、一から設計して作られた1点もの。

ホントに浮いてる!リニアモーターカーの模型

リニアモーターカーの模型。
線路にはお手製の電磁石が敷き詰められていて、ちゃんと
浮いて動く!


電磁石は、導線をぐるぐる巻いてコイルにしているのですが
巻き数をちゃんとカウントするために、独自の道具も作っていらっしゃった!


他にビックリしたのが「リニアモーターカーの作り方」という本が
あって、それを参考にして作ったとか。


そんな本があるのにも驚きでした。


LEDで計算しちゃうよ!スーパーLチカコンピューター

これは見たかったもの。
普通のコンピューターがICという少数の部品で処理をしているのに対して
こちらは、LED(ちかちか光るアレ)を使って同じことを
させようという作品。


ボタンを押すと、大量のLEDがちかちかした後に
円周率の計算結果を返してくれる、という仕組み。
それもわずか数秒で。



しかも完成品を2台限定で発売してるとか。
会場でチラシをいただきましたが、値段が安すぎ!
絶対作業量とか元とれてないでしょ?!って価格。


基板が他の電子製品と比べて巨大なため、基板代だけでも
1枚1万円以上するとか。



そして当然ながら完売してました。
絶対ほしい人いると思ったw


壁に飾ったらインテリアとして面白いと思いました。
元が取れる価格で受注生産したら、ほしいって人
もっといると思うなぁ。


パフォーマンスがもっとかっこよくなるかも!

光る靴!
iPadにあるアプリで、色を選んで、靴の周囲をなぞると
その通りの色に靴の色が変わってしまう!

iPadから無線で靴に指示を出して、色を変えたり
音を出したり、特手の動作をすると音が鳴ったりできるんだそう。


めちゃくちゃカッコいいパフォーマンスができそう!



ヘボコンはやっぱりすごい!

会場案内に「ヘボコン」エリアがわざわざ設けられていた!
そしてその横ではタミヤ様の武器が売られていましたw

公式さいとで早速初日の水ヘボコンの様子がアップされていました。
早い!
Make: Japan | MFT2015レポート ― 技術がなくても作りたい人のための「ヘボコン」、水上で競う「水ヘボコン」開幕!



それだけ注目されていたイベントなのですね


缶バッチ作った!

その場でお絵かきしたものを缶バッチにしてもらった。
100円!安くて楽しかった♪


Twitterで告知があったので、あらかじめ絵を持っていきました。
自分で描ける訳もなく、こちらのを利用しました。
http://ninjaslayer.jp/download/
#個人で楽しむだけのためのものであり、他意は一切ない。





満足度高し!メイキー君バッチ

これは会場についてすぐに予約しました。
Maker Faireでおなじみのメイキー君の形のバッチ。

LED部分のみはんだ付けを自分で体験できます。



裏に部品がいっぱいついてるなーと思ったら
別売のkoshianというモジュールをつけると
スマホのアプリからLEDの色を変えたりできるんだとか。



終わったらチェキの写真入り「ハンダづけマイスター認定書」まで
いただいてしまったw

小学生くらいのお子様でも、はんだ付けしてました。
サポートのお兄さんお姉さんが丁寧に教えてくださいます。
失敗しても手直ししてもらえます♪