三海通こと第三級無線通信士の国家試験に合格するために やった勉強の方法を記載します。
市販の試験対策本は、解説が簡素すぎ(知識のある方向けのため?)で 理解が進まない私でも、運よく1回で合格できました♪
特別な受験テクニックではなく、海に特化した無線や言葉を少しずつ覚えていった感じです。
航空通の時のように、ナショジオのメーデーみたいな番組がなく、海に関する短い動画を見まくって覚えたものもあります。
何かの参考になれば。
前提知識
これを書いた人の受験前の知識
学生時代
電子・電気・無線に関する専門授業を受けていない社会人になってから
三陸特・4級/3級アマチュア無線 → 養成課程を受講(10年くらい前?)
二海特 → 国家試験合格で取得(7年前くらい?)
一陸特 → 国家試験合格で取得(5年前)
航空通 → 国家試験合格で取得(3年前)
なお、海事の知識・経験は全くなし。英語 ダメダメ。
電子部品のデータシートを見ることはありますが、梱包形態を調べたり部品サイズを見るくらいです。
これら情報は図示されていることが多いため、実質読めてないw
中身の仕様は読みこなせません。
もちろん新聞記事や論文も理解できません。とにかく語彙が少ない。
ある程度の前提知識あるじゃん、と思われますが
後述の通り、海事分野に特化した装置からの出題や、
関連の法令部分だけが出てくるため受験勉強開始時に過去問を解いた時は
合格ラインに達しませんでした。
特に海の法規は特に覚えることがたくさん(備え付け資料など)で、
今まで受験した他の分野では問われなかった細かい周波数帯を聞かれることも多かったので苦戦しました。
無線工学も法規も他の無線技術者試験用の知識だけでは足りないと感じました。
英語は、航空通同様に、海事用語の英語表現がある程度わからないと、ヒアリング問題の聞き取りや回答が全くできなかったため、教科書やYoutubeの動画を見るようにしました。
電気通信術も航空特で取得済みでしたが、直接印刷電信という試験もあるため 免除が効きませんでした。
ということで4科目(無線工学、法規、英語、電気通信術)一気に受験しましたが何とかなりました!
電気通信術の送話と受話は以前受験していた時の感覚があったため、直前の練習で何とかなりました。
直接印刷電信に至ってはノー勉で当日を迎えました。
よくある普通のQWERTY配列のキーボードに慣れていれば全く問題ありませんでした。
制限時間内にタイプできます!
この資格を目指した理由
無線従事者の資格を色々取っていましたが、海関連が2海特までであったため
上位の資格も狙ってみたい、けど無線工学が不安、、、ということでこの資格を
一海特も英語の試験があったため、どうせ受けるなら通信士にしようかな、と。
勉強概要
過去問を過去5年分やる!
電気通信術以外ので共通のやり方です。
加えて英語は海事用語を知らないとリスニングの合格が難しいのでYoutubeの短い動画を見て、使用されている用語を覚えるようにしました。
また、電気通信術の公式CDを聞きまくって、読み上げの速さになれるようにしました。
また、ありがたいことに、無線従事者の資格は公式サイトで
問題と解答(解説なし)が直近2回分まで公開されています。
これを使います。
また、それ以前のものはこちらのサイトでまとめてダウンロードできるようになっています。とてもありがたい。
最初はわけわからないので、たぶん1回分の試験はすごく短時間で終わります。
分からないものは回答できないので。
1日1回分ずつとにかくやってみる。
どのくらい出来ないのか、どんな問題が分からないかを把握するだけでOK。
だんだん同じような問題が出てくる、間違える、などが分かってくると思います。
間違う問題のジャンルをまとめていって、その分野の概要を理解していく、という方法を取りました。
結果的に合格ラインまでなんとか行けたため、何かのご参考になれば。
過去問をA4サイズで1ページに4ページ分に縮小して印刷
↓で単語カードを作るため、小さく印刷します。 1回分が2ページくらいに収まるので、解答はサクサクできます。*1
過去問で間違えた問題は単語帳を作り、移動時間に眺める
勉強を始めたのが試験の2か月前だったため、ノートを作る余裕はなく、単語帳をノート代わりにしました。
こんな感じでカード帳を作りました。一陸特の時と同じやり方です。

表側に間違った問題を貼り

裏側の左上に表側の問題の回答を記載し、余白部分に解説などを記載。

A7サイズの単語帳だとが持ち運びしやすく、説明などを記入するのにちょうど良いサイズでした。*2
イコールというところのを使っていました。
イコール 単語カード A7サイズ 無地【ピンク】 P320D
表紙がカラフルで丈夫なのと、台紙も割としっかりしているのでカバンに無造作に入れてばらけにくかったです。
試験当日も、受験に必要な持ち物以外はこの単語帳のみ、という超軽量装備でした。
試験について
科目合格あるけど1回で全部合格できる!
無線通信士は、アマチュア無線技士や特殊無線技士と違い科目合格があります。 そのため、複数回受験して合格することも可能です。
。。。が、受験料は毎回かかります。2026年6月現在で9,600円と結構お高め。
また試験会場が遠い場合は宿泊や移動費も発生します。
そのためできれば1回で合格を目指したいところ。
他の資格は分かりませんが、3海通は多分ちゃんとやれば1回で受かります。
私でも1回でなんとか合格できました。
どの級を受験するかの戦略は大事!
試験申し込み後に気づいたのですが、「無線工学」以外は1~3級は全部同じ問題ということ。
3級受験であっても無線工学以外の科目は1級と同じ範囲を勉強しないといけないので少し負担が大きい。
特に法規。他の無線関連の資格では、級に応じた法規の問題が出ますが、1級と同じレベルなので覚えることが結構多め。
逆に無線工学は航空通や1陸特よりも易しいなと感じました。
海に特化した計器や通信方法等が出てきますが、計算問題は過去問でもほとんどなかったようです。
工学以外は上位級と問題が共通のため、工学は自信あるよっ!って方はいきなり1級とか2級受けた方がコスパいいかも?
ただ、1級と2級は試験が3日間にわたるので拘束時間が長い!
3級だと2日間です。なので、一旦3級を合格しておいて、後日、1or2級の無線工学のみ2日間受験、という手もあります。
科目合格を狙う場合→レギュレーションの確認を!
特殊無線技士の試験ではないため、科目合格があります。
勉強時間がとりづらいので、少しづつチャレンジという方法も可能です。
科目合格についは、日本無線協会のFAQを必ず確認しましょう!
申請により当該合格点を得た試験科目の試験が免除されます。(当該資格に限りますので、たとえ下位資格であっても他の資格のものは免除されません。)
とあるので、例えば、1級を受験し、
「英語」と「法規」を合格したとして、
受験する急を2級に変更してしまうと、「英語」や「法規」は免除されません。
あくまで1級受験のみで免除されます。
一方で一度3級に合格してしまえば、2級や1級を受けるときに
法規、英語、電気通信術
は、申請すれば科目免除できます。
私は、過去問を見て1,2級の無線工学に合格する自信がなかったので、3級を選びました。
懐具合や取得までの日程を考えて受験方法を検討してみてください。
試験日程
- 1日目 -- 無線工学 -- 英語
- 2日目 -- 法規 -- 電気通信術 でした。
電気通信術の送話と直接印刷電信は順番に呼ばれるので、順番待ちが発生し、人によっては長時間拘束されます。
私が受験した会場では受験番号順に呼ばれました。
なので、早めの申し込みをして早い受験番号になれば電気通信術の待ち時間が少なくなるかも
個人的な科目別別難易度
あくまで個人的な感想ですが 難易度は
電気通信術 < 英語(聞き取り)< 無線工学 < 法規 < 英語(読解)
です。右に行くほど難しい(=覚える範囲が広い)ような。
試験の順番の後ろほど難しい感じでした。
それぞれの科目は勉強に使ったツールなどを以下でまとめます。
試験時間はかなり余裕あります!
他の無線従事者の試験同様に、どの科目も時間が余ります。
ゆっくり解いて見直しをしても、他の資格試験と比べて時間が足りない!ってことはないです。*3
試験開始1時間か1時間半後くらいから、終了30分前までの間は途中退出ができます。
相変わらず法規と無線工学は時間が余ります。
計算問題があってもじっくり取り組めます。
他の受験者の方も、退出可能時間になると終了する方が多かったです。
私も最後まで残りませんでした。
早々に退出して次の科目のおさらいをしていました。 できるだけ見直して点数を稼ぎたかったからです。
で、何点取ったの?
得点の開示は有料なのでしてませんw
自己採点ベースですが
試験科目(私の得点/合格点/満点)
- 法規(72/60/100)
- 無線工学(65/45/75)
- 英語(91/60/105)*4
- 筆記(56/45/70)
- 会話(35/15/35)
- 電気通信術
電気通信術以外は何とか合格ラインでした
英語の会話(聞き取り)は満点でした!やったー。
無線工学は2問だけ間違えました。
ですが、わからなくて適当に答えてあたったのがあるのでギリギリというところです。
法規だけが7割でした。細かい部分をあいまいに覚えていて、点を落としています。
使った参考書とか
長いのでページ分けます。







































