木製組み立てキット作成時の備忘録


なんともロマンにあふれるキットをプレゼンでいただきました♪

見た目だけもグッとくるのに、さらにオルゴール付きで動くとか!!!

メーカーのサイト(多分)で動きを確認出来ます。
ROKR Starry Night Mechanical Music Box 3D Wooden Puzzle AMK51

太陽を思わせる球体の周りを自転しながら公転する地球と月、さらにそのほかの天体。

これは慎重に組み立てて鑑賞せねば!ってことで
過去に似たようなキットを組み立てたときに気を付けたことなどメモしてみました。

数字の横の+は予備パーツ


使うパーツはA3といったように英字+数字で表現されています。
木のボードの該当するパーツを抜き出して使用します。

上の写真だと、上部にあるA3とA4が必要パーツ。
右側に1つずつあるA3+とA4+は予備パーツ。

小さいパーツは紛失や、後述の切り離し時に壊してしまう可能性があるためについているものと思われます。

そのため、予備があるパーツは慎重に切り離しを。
予備が無いパーツ(大き目のものや形の単純なもの)も替えがきかないのでご注意。

細かなパーツの切りだし方法

大き目パーツは接合部分にゆっくり力をかけていくと簡単に取り外しできます。
問題は小さいパーツ。
小さいからと、一気に力をかけるとパーツが壊れたり、木材のささくれのようなバリがパーツ部分にかかることも。


こんな感じで、切り離したいパーツの裏表を水でしっかり濡らします。
パーツ外周を指でこすってしみこませる感じに。


すると綺麗に切り離しできます。
バリがあっても、パーツ側につくため、外枠がパーツの一部をもっていってしまうことが防げるような。


小さなパーツは、使わない予備パーツの先端を使って押し出すのも有効です。
これも裏表を濡らした後でやった方が良いです。

分割失敗例

ちなみに他キットでやらかした事例。
分割時に失敗するとこうなります。


上が失敗。下はうまくいったパーツ。
板は大きく3層に分かれていて、複雑な形状になっていると上手に切り取らないと先端が欠けやすい。

ギア部分でこれをやると、かみ合わせがうまくいかず、ぎくしゃくした動きになったりします。
装飾部分だと見栄えが悪くなることも...

木工用ボンドで欠けた部分を再度止めることはできますが、見た目がよろしくない。

ということで、パーツの切り離しは組立より気を使った方が良いかもしれません。

シャフト(軸)は正しい長さを使う

シャフトの長さが微妙に違うものがあるときは間違えずに!*1

今回のキットは5ミリ違いのシャフトを使い分けるのでご注意。

取り付けるパーツはシャフトの長さにあうよう設計されているのため、間違った長さのシャフトを使うと足りなかったり、他の部分と干渉したりします。

プラモデルとか組立の場合は、たいてい説明書に1:1の実物大パーツの絵が記載されています。
いちいち長さを測らなくても、図面に実物を乗せるだけで確認ができます。

上の写真の場合は左側はここでは使わないパーツ。右側が正しい長さです。

*1:タミヤのギアボックスや、レゴのテクニックで何度やらかしたことか...