ソロストーブでお米を炊いた

屋外で暖をとったり、お湯を沸かしたりできる「ソロストーブ」を使って
ごはんを作るワークショップに参加してきました!


燃焼の仕組みは公式サイトで紹介されています。
solostove.jp
空気を効率よく送れるようです。

使った道具

道具一式は貸し出してもらえました。
こんな感じ。
道具一覧

あとは燃料として1リットルの牛乳パック2本分。

使用後はクッカーにソロストーブを収納して持ち運べちゃう。

お米の準備

お米

まずは折りたためるカップの線のところまで
お米を入れる。1合か100gくらいだった。
洗米はなし。

米:水 を 1:1.2 くらいに水を入れる。

ポットに入れる


燃料の準備

先生曰く「キャンプは準備が9割」。
ソロストーブは燃焼効率が良いらしく、どんどん燃料を投入しないと
火が消えてしまうそう。

牛乳パックを縦に裂く

こんな感じでまずはパックの側面を縦に裂く。
手て破ると出てくる”けばけば”がポイント。

細かくてふわふわしているものに着火しやすいので。


Xの字のように裂く
さらに1片のパックを2枚おろしにするように開く。
完全に2枚に分割せずX字になるように。


ソロストーブに燃料をセット
火おこしに必要なのは
「空気(酸素)」、「燃料」、「熱(温度)」。


燃料に空気がいきわたるように隙間を開ける。


五徳を載せる
クッカー(鍋)を置く五徳をセット。


ティッシュペーパーを載せる
火が付きやすいようにティッシュペーパーを裂いて
上に置く。


燃料をたくさん
お米を炊くには最初は強い火力が必要。
燃料を切らしてはいけない。


私たちの前の回で火が途中で消えてしまった方がいるとか。
先生以外のサポートの方も来てくださってちょっとビビる。
牛乳パックの燃料はそんなに難しいのか。。。


持参していたパック2本分も追加で
燃料用に加工しました。

メタルマッチで着火

メタルマッチ!
さぁ、準備完了♪
ここからが楽しい火おこしですよ。
(もちろんセッティングも楽しいです)


これがメタルマッチ。ファイアスターターとも言うみたい。
金属の棒をこすり合わせて火花を散らして点火する仕組み。
火打石みたいなものです。

↑の場合は左側の棒を、右側の棒で削って火花を出す。
右側は表面がやすりほどではないですが、ざらざらしていて
摩擦が起こりやすいのかな?


メタルマッチも相性があるらしく、いくつかのメーカーのを
試させていただいた。
・そもそも火花が出せない
・火花が出るが着火しない
なんてのもありました。慣れてないからね。
もちろん先生はすべて上手につけてました。

なんとなくですが、火が付いた時は
火花が散るだけでなく、小さな火花の塊がぼとっと落ちる感じだった。


個人的にはこれが一番使えそうだったマッチです。
しっかり握れる。

モーラ・ナイフ Mora knife Fire Starter


私の持っているエルドリスというナイフだと
背の部分が、ヤスリほどではないですがざらざらしているので
火花を散らすことができるんです。

モーラ・ナイフ Morakniv Eldris Standard


先輩の持っていた同じくモーラ・ナイフの「コンパニオン」という
タイプは背がつるつるしていて火花が出せなかった。
でも、木の枝を加工したりするのはコンパニオンの方がやりやすい。
カラーバリエーションもいっぱいだし。

着火してからが忙しい!

無事着火!。。。してからが大変だった。
火が付いた

こんな感じでどんどん燃えるので、燃料を休みなくくべていく。
お米は初めに強火が必要。


焚き火用の厚い皮手袋は優秀!
炎に触れているのにちっとも熱くない。
じゃんじゃん牛乳パックを投下。忙しー。



ちなみに軍手は絶対NGだそうです。まだ素手の方がまし。
石油を含んだ繊維を使っているため、火傷すると
軍手が皮膚に貼りついちゃうらしい。




SOLO STOVE | BACKPACK. CAMP. SURVIVE.
メーカーのイメージビデオ。
これ見てたので、めちゃくちゃ優雅に炊飯できると思ってたのにー

動画のは固形燃料とか薪を使っているので燃焼時間が長い。
牛乳パックはすぐ燃えてしまうので休んでる暇がないw


石で押さえる
少しすると、いい匂いがして鍋から噴きこぼれてくるので
石を置く。


紙袋に入れて保温
気にしなければ、一度フタを開けて中の様子を確認。
もちろん私は気にしなーい、ので炊けていることを確認。


火からおろして、クッカーごと紙袋でくるみます。
それを断熱材?でくるんで10分ほど蒸らします。

ごはん完成!

ごはん 完 成 !
クッカーの底が少し焦げていましたが
ごはんがこびりつくほどではなかったです。


ちょっと固めの出来上がり。卵かけご飯にしていただきました。
自分で炊くと美味しー♪

市販の炊飯器はスイッチ1つで
美味しく炊けるので、やっぱり優秀だなーと思いました。
楽しかった!火おこしはもうちょっと練習をしたいと思いました。


おまけ

ポケットコンロ
イメージビデオ通りだと、炊飯中は時間があると思って
持参していた、myポケットストーブwith固形燃料とクッカー(メスティン)。

どちらも1000円くらいで入手できるので
コスパのいいキャンプ用品。
日帰りで行けるところで、火を使ってOKのところが
あまりないため、出番が少ない...


焚火といえば”炙りもの”ですよね!
炊飯中に食べる気まんまんで
エイひれ、マシュマロ、インスタントコーヒーを用意してました。
が出番がなかった!



牛乳パックは手に入りやすい燃料として
災害時にも利用できるかも、とのことでした。
他にもレトルトパックをお皿替わりにできる、など
非常時の食べ方についても知ることができて
とても学ぶことが多いワークショップでした!