愛の流刑地

略して愛ルケ。俄然面白く?なってきました。
日経の朝の脱力連載小説。これまでも


・タイトルからして笑える
・不倫最中なのに、ホテル代と旅費をケチる
・50のおじ様がメールの最後にハートマークを付けてみる
・相手の人妻に子供が3人いたことを延々3日分にもわたって愚痴を言う
(2人ならまだしも3人もいたのか。。。コレで3日分)
・愛の暴力団
・キャミソールは×××で、ベターは白のスリップ。ベストは何も付けない(でないと”愛の仕置き”www)
・すごおい
・ひひん
・(夫にバレたらどうしようと思い悩んだ結果)どうだって、いいや
・不倫がテーマなのに人対人のどろどろが全く無い
(かろうじてヒロインの会話から想像できるくらい)
・小説内小説『虚無と熱情』(略してキョムネツ。主人公は無為と満子)
・愛が無くても子供は出来るが、愛がなければ小説はできない。
・ごわっ(ヒロインのセリフ)


などなど、数々の迷言と突っ込みどころを提供し、物議をかもしつつもだらだらと、同じ展開を場所を変え品をかえ(とてもいえないほどのお下品なことも)続いてきましたが、先週金曜あたりから急展開!内容は読んでいただくとして、なんと毎日新聞にまで取り上げられちゃいました!↓

MSN-Mainichi INTERACTIVE 話題

日本経済新聞で連載中の小説「愛の流刑地」が30日午前、ブログ検索のテクノラティで最も検索されたテーマになった。愛の流刑地渡辺淳一作の中高年の愛と性を描いた作品。濃密な性行為の描写が続き、「朝から経済紙が…」と中高年を中心に話題を呼んでいたが、8月下旬になり、主人公が性行為中に愛人を殺すというとんでもない展開に陥り、ネット界でも話題が沸騰したとみられる。

とんでもない展開てwwww
たしかに〜。以下はネタばれ、反転してご覧あれ↓↓

先週金曜最後くらいで、恒例の首絞めプレイ中に「ごわっ」という言葉とともに動かなくなった冬香。
そこからなんとの土、日、月、火と4日分もかけて「しんじゃったの?どうしよう、まさか死ぬはずはない」と続いてます。とりあえず救急車!!!

さらに、ネット場外乱闘?も。
おばかブラジャーで有名なトリンプの社長が、ご自身のブログで
愛ルケ毎週かかさず読んでます!」と発言。

さらにさらに

経営者の朝食会に渡辺淳一さんをお呼びしてお話をうかがったんですが(中略)

お話の中で最近の下着はいやらしいのでよくない。だから“冬香(※)は白いスリップ”というお話をお聞きしたので、弊社の可憐な感じのする、しかもセクシーな商品をいくつかお送りしたところ、いろいろ参考になりましたというお礼状と一緒に『風のように女がわからない』という著書を頂きました。

今、その本を一生懸命読んでいるところです。

※冬香・・・愛ルケのヒロイン。


その後ろに送った(白の)下着の写真まで載せちゃったからたまらない?
非難の嵐。女性下着メーカーのトップが女性蔑視の小説を愛読とはなにごとぞ!
ってな具合でコメント欄がすごいことに。

詳しくはコチラ
吉越浩一郎の革命社長日記: 渡辺淳一さんも好きなんです

んで、即座にだした釈明?またまた分かってないとか
前回のコメントは一握りの意見だと思ってるの?とかコメントが。。。
吉越浩一郎の革命社長日記: いろいろコメントを頂き有難うございました

うひゃー。。。ブログって簡単に書ける分怖いなぁと思いました。
でもこれは例のきんも〜☆事件ほど、有名にはならないだろうな。
(元から読んでいる人が少なそうだし、新聞連載だから後追いが面倒そうだし)

ちなみにこの愛ルケを時には生暖かく、時にはキビシクウォッチしているサイト
がコチラ。

にっけいしんぶん新聞
 → 「今日の愛ルケ」のカテゴリで今までの全ての回の突っ込みが読めますっ!
   常連さんのコメントも面白いですよ〜

主人公の脳内会話がやたら長くて、小説内の季節の移り変わりがやたら速いですが、気づけばこの秋で丸1年。そろそろ連載終了なのに。。。

うむー、違う意味で釣られてるかも。